<猛暑で高まる紫外線リスク...皮膚がん専門医が「日焼けの誤解」に警鐘を鳴らす>

この夏、外出するたびに「前より暑くなってないか?」と思った人も多いはずだ。

実際に、アメリカ海洋大気庁(NOAA)の環境情報センターによると、今年6月は1850年以来の観測史上3番目に暑い6月だった。全米44州とワシントンDCでは平均最低気温が平年を上回り、全国平均気温は摂氏21.8度(華氏71.2度)に達した。

猛暑になると紫外線量も増える。雲が少なくなるため日光が肌に直接届きやすくなる上、薄着になったり、汗で日焼け止めが落ちたりと、紫外線対策が甘くなる傾向もある。

中には「せっかくの晴れだから」と長時間外に出て、日焼けしようとする人もいる。しかし、医師たちはこうした行動に警鐘を鳴らす。

本誌は8月、データ会社Statista社と共同で「2025年版 アメリカを代表する医師」のランキングを発表。皮膚に浸潤するがんを確実に取り除く「モース手術(Mohs Surgery)」で全米トップ5に選ばれた皮膚科専門医たちに、最も効果的な日焼け止めの選び方や、タンニングマシン(日焼けマシン)の安全性、そして皮膚科を受診すべきタイミングについて聞いた。

SPFはどれくらい必要か?

「コパトーン(Coppertone)」、「バナナボート(Banana Boat)」、「ニュートロジーナ(Neutrogena)」など、多くのブランドがSPF100の日焼け止めを販売しているが、全米1位に選ばれたスタンフォード大学医学部のスーマイラ・アーシ教授によれば「SPF50を超えれば効果はほとんど変わらない」という。

ただし、「SPF30以上の広範囲のUVA(紫外線A波)とUVB(紫外線B波)のカットが理想的」と全医師が口を揃えて推奨。また、汗や水で落ちるため、数時間ごとの塗り直しが不可欠だという。

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