心療内科の外来では、こうした形で体調が極端に悪化した患者さんを診察することがよくあります。中には、「泥のように眠るって本当にあるんですね」と驚く人もいます。

また、「せっかく休職したのに、かえって体調が悪くなった」と落ち込む人も少なくありません。そのため、休職に入ることになった方には、必ず「張り詰めていた緊張の糸が切れると体調が悪くなる人がいますけど、必ずその後体調は改善してくるので落ち込まなくていいですよ」と説明をしています。

さらに、休職直後には「本当に休職してしまった」「この決断は間違いだったのでは」と後悔してしまうこともあります。しかし、泥のように眠ってしまい、布団からも起き上がれないくらいの状態は、多くの場合長くても1〜2週間で終わります。

その後は、体調はまだ回復していないながらも「あの店に行ってみようかな」「これが食べてみたい」とだんだん意欲も出てきますので、心配しないでください。こうした回復の流れを知っておくことで、不安を抱えすぎず、焦らずに休養を取ることができます。

体調不良に加えてメンタルの落ち込みも

休職の初期段階では、体調が優れないことが多いですが、それと同時に会社やお金のさまざまな手続きを進めなければならないこともあります。例えば、休職の証明となる診断書の提出、休職申請の手続き、会社からの見舞金の申請などです。

休職の手続きはいつすべき?
【関連記事】