「予期しないメッセージや電話、個人情報の要求──たとえばメールアドレス、電話番号、パスワード、セキュリティコード、金銭など──に疑念を感じた場合は、それが詐欺であると考える方が安全だ。必要があれば、正規のルートでその企業に直接連絡するように」とAppleはサイト上で注意を促している。
GoogleはAndroidユーザーに対して、端末に最新のAndroidアップデートを適用し、信頼できないアプリを削除し、セキュリティチェックを実行するよう推奨している。
またGoogleのヘルプセンターでは、次のようにも記載されている。「端末から有害なソフトウェアを取り除くためには、Android端末を出荷時設定にリセットすることを検討してください。削除方法の詳細については、端末の製造元にお問い合わせください」
9iキャピタル・グループのトンプソンは本誌にこう語っている。「詐欺が成功するのは、多くの場合、緊急性と信頼を利用してくるからだ。特に荷物の到着を待っているときなどが危ない。1回返信したり、ダウンロードしたりするだけで、マルウェアがすり抜けて侵入する可能性がある。正直なところ、iPhoneユーザーには年齢層が高めの人が多く、こうした手口に引っかかりやすい傾向がある」
テネシー大学マーティン校のビーンは「長年にわたり、Appleはデジタルウイルス対策において他社よりも優位に立ち、マルウェアに強いという評判を得てきた。しかしこの評判が裏目に出て、『iPhoneはこうした攻撃に対して安全だ』と思い込むユーザーも出てきてしまった。その結果、Appleがしっかり守ってくれていると信じて、届いたリンクを安易にクリックしてしまう人がいる」
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