もはや「恥ずかしい秘密」として隠しておくつもりはない──ブランケンシップは、自分の声を使ってアドボカシー(当事者としての発信)を行いたいと考えている。

彼女は本誌に対し、こう語っている。「かつて自分の中で恥だと思っていたことを発信することで、自分の身体を取り戻している感覚があります。40歳になっても、まだ心の中には小さな女の子がいる気がしていました。インターセックスのコミュニティでは決して珍しくないけれど、語られることのない経験を私もしてきた。だからこそ、今こそ自分のすべてをさらけ出して、その子を癒してあげたいと思ったんです」

彼女は今も、自分を受け入れ、癒す過程にいる。ただ、もう隠すことも嘘をつくこともやめた。

インターセックスに対する誤解は多く存在している。だからこそブランケンシップは、自らのSNSを通じて前向きな情報発信を続け、偏見や誤情報と正面から向き合おうとしている。

「最大の誤解は、私たちが"異常"で"治療が必要"だと思われていること。でも実際には、私たちの身体は多くの場合、そのままでちゃんと機能している」とブランケンシップは語る。

「"治す"という発想は、私たちをきれいに"男性"か"女性"に当てはめようとする医師たちから来ているんです」

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