<「自重じゃハムは育たない」に大反論。体重がつくる「爆裂マシン」について>

日本でも定着した「自重トレーニング」。その伝道者で元囚人、キャリステニクス研究の第一人者ポール・ウェイドによる『プリズナートレーニング外伝 監獄式ボディビルディング』(CEメディアハウス)の「PART 3 「コーチ」ウェイドの自重力ボディビルディング戦略」より一部編集・抜粋。

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ハムストリングス── 爆裂マシンを開発する

自重力ではハムストリングスは鍛えられない。大きくなることもない──この種の戯言をどれほど聞いてきたことだろう。

真実は違う。わたしは、これまで、大腿裏側の筋肉をすばらしいまでに開発したキャリステニクス・アスリートを数限りなく見てきた。バーベル・スクワットがヒトのハムストリングスを発達させたわけではない。

何百万年もかけてハムストリングスを進化させたのは、「体重」であり、神がハムストリングスをそこに置いたのも、体の重さを支えながら移動するためだ。だから、体重の使い方を工夫すればどこまでも進化するし大きくなるはずだ。

しゃがみ込むときの大腿四頭筋の動きを補う。それが、ハムストリングスの主要な役割のひとつだ。大腿四頭筋とハムストリングスのように、反対側に位置するふたつの筋肉は、通常、同時に発火しないと考えられている。

しかし、しゃがむときのハムストリングスと大腿四頭筋は一緒になってワークしている。運動科学上のこの「違反」は、ロンバード・パラドクスと呼ばれるものだ。そして、何らかのスクワットをやっていれば、ハムストリングスを鍛えていることになる。スクワットは、当然、やっているよね?

スクワットと同じように、ブリッジもハムストリングスに筋肉をつけるための基本エクササイズになる。ブリッジは、体の後ろにある筋肉のつながり全部を動作させる。もちろん、そこにはハムストリングスも含まれている。

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みるみる筋肉がついてくる
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