資金集めも順調に進んでおり、まさに順風満帆に見えるファーボだが、気になるのは連邦政府のクリーンエネルギー政策の行方だ。

2022年に成立したインフレ抑制法による税制優遇措置は、クリーンエネルギー技術を開発している企業に追い風となった。だがトランプ政権下ではこうした優遇措置の多くが中止に追い込まれる可能性がある。

それでもEGSが生み出す電気は、需要増に対応するための安定した電力源として、買い手は多いはずだとジュウィットは自信を見せる。「地熱発電プロジェクトは常に安定した電力を供給できる。それが魅力だと考えている」

POINT(SDGs室長 森田優介)

SDGs室長 森田優介太陽光や風力と異なり、地熱発電は電力を安定供給できる点が魅力の再生可能エネルギー。世界で年平均4.2%(2024~32年)の成長が見込まれ、EGSのような新技術には期待がかかっています。
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