DHSは逮捕した人々を、ロサンゼルス中心部の連邦ビル地下にある「B-18」と呼ばれる施設に拘留している。ACLU南カリフォルニア支部によれば、この施設にはベッドもシャワーも医療設備もなく、本来は一時的に少人数を収容する目的で設計されているという。

「私たちはこれまで、B-18やその他の収容所に連れて行かれた100以上の家族から、愛する人々が過密で寒く、非人道的な環境に閉じ込められているという証言を聞いてきた」と語るのは、CHIRLAのアンヘリカ・サラス事務局長は言う。

「窓のない狭い部屋に何十人もの人が詰め込まれ、極度に窮屈な空間で言葉による侮辱を受け、理解できない書類への署名を強いられている」

ACLU南カリフォルニア支部によれば、こうした捜査の末、これまでに1500人以上が行方不明になっているという。訴状は、連邦捜査官が身分や所属機関を尋ねられても一切明かさず、匿名性を盾に違法行為を隠蔽している実態を詳述している。

UFW(全米農業労働者組合)の会長テレサ・ロメロ氏は声明で、「ロサンゼルス広域での強制捜査は都市部にとどまらず、ベンチュラ郡の農地で農業労働者を追い回す国境警備隊の恐ろしい例も目にしてきた。UFWの組合員の配偶者も不当に拘束された」と語った。

さらにロメロは「いま、アメリカを支える食料生産に従事する労働者たちが恐怖を抱えて働いている。彼らのアメリカ生まれの子どもたちも、親が無事に家に帰れるかどうかを恐れている。農業労働者はもっと良い扱いを受けるべきだ」

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