<「早起きは成功のカギ」は思い込みかもしれない...最新研究と専門家が示す、生産性と健康への「逆効果」>

早朝から働くことは出世の近道に思えるかもしれないが、健康の専門家はむしろ逆効果だと指摘する。

睡眠の乱れやぼんやり感、さらには長期的な健康リスクまで、早すぎる始業がパフォーマンスと健康を損なう可能性が最新研究で示されつつある。

なぜ朝8時前の始業を避けるべきなのか、その理由を心理学者たちに聞いた。

睡眠の乱れ

臨床心理士のジェシカ・ミアーズ氏は、体内リズムに沿った生活の重要性を次のように強調する。

「概日リズム(サーカディアン・リズム/24時間周期)は、人が最も覚醒し、生産的になれる時間帯を決定します。起床に最適な時間は人それぞれですが、早起きと早い始業が合う人はごく一部の人にすぎません。

ほとんどの人は、午前7〜8時の間に起きるのが自然です。ですから、それより早い始業は準備が整わない状態で仕事を始めることを意味します」

健康ソリューションや保険を扱う「サン・ライフ」アメリカ法人の副社長で、産業カウンセラーかつ心理士のマリー=エレーヌ・ペルティエ氏は、時間だけの問題ではないとして次のように語る。

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