従って、最も可能性の高い結末は次のようなものだ。イスラエルの攻撃はイランの核開発計画に重大な損害を与える。ハメネイは「濃縮の権利」を手放さず、イスラエルの攻撃に耐えて報復に出る。

その報復は国内の支持層に対して面目を保つには十分だが、イスラエルや地域に壊滅的な損害を与えるほどではない。

混乱が収束した後も、イランはイスラエルとアメリカへの敵対姿勢を崩さないだろう。しかし、少なくとも当面は、抵抗の背後に核兵器の力が控えることはない。

今回、世界は学んだ。イスラエルは、イランの核兵器開発を阻止するためなら戦争も辞さないのだ。この状況が続く限り、イランが「核クラブ」に加わることはない。

世界は20年以上にわたり、テロ支援国家の筆頭であるイランに対し、人類が知る最悪の兵器の構築を阻止しようと努力を重ねてきた。今回のイスラエルの攻撃で、世界はその目標に少し近づいた。

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