旧ソ連構成国の1つである東欧モルドバの大統領で、親欧州連合(EU)派のサンドゥ氏はサミットで、今年9月の議会総選挙を控えて「ロシアはモルドバがウクライナから離れることを望んでいる。もっと言えば、モルドバをウクライナやEUに対抗するために利用しようとしている」と訴えた。サンドゥ氏は2030年のEU加盟を目指しており、与党「行動と連帯(PAS)」が勝利すれば勢いづく可能性がある。

ウクライナもEU加盟に向けて協議を始めており、ゼレンスキー氏は「ロシアは30年間にわたり、モルドバを完全に支配するために、貧しく不安定な状態に保とうとしてきた」と批判。総選挙でPASが敗北した場合には「ロシアはあなたがたの国の問題にさらに干渉し、あなたがたの資源や主権、歴史さえも奪ってしまうだろう」と警鐘を鳴らした。



[ロイター]
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