では、強いリーダー症候群は続くのか。
22年大統領選で、尹が20〜30代の男性有権者の怒りに訴えて当選を果たしたとき、強い指導者を求める若い男性の連合が生まれたかに見えた。今回、このグループは女性の地位向上に反対する社会的保守派や、福祉や介護よりも国家安全保障や経済成長を重視する「テクノ・ナショナリスト」と合流した可能性がある。
その一方で、この動きに対抗する連合も生まれつつある。韓国の若い男性が文化的に保守化しているとすれば、若い女性は進歩主義的な傾向を強めているのだ。彼女たちは24年の総選挙で、記録的な数の女性議員を国会に送り出した。また、尹の戒厳令宣布の直後には街頭に繰り出し、業界団体や農業団体の女性指導者たちと同盟を築いた。
この同盟は、今後どのように進化していくのか。25年大統領選は、その方向性を決定づけるものになるだろう。カギを握るのは、女性たちだ。
From thediplomat.com
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