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昨年5月にカンヌ国際映画祭で「JAPAN NIGHT」を初開催し日本映画をアピール RAKUTO MAKINO

──初開催してみて、手応えはあったか。

300人ぐらいの想定で準備していたのですが、ふたを開けてみたら約1000人も来場してくださいました。さまざまな出会いがあり、共同制作の話が生まれたり、日本の関係者の間でも「映画界を盛り上げよう」という意識が高まったりしました。海外の方々からも「とても楽しかった。またぜひやってね」と言っていただけて。

私自身も、世界の映画祭のディレクターや監督、配信プラットフォームの海外責任者など、普段なかなか会えない方々と直接お話しできました。「JAPAN NIGHT」は、ライフワークとして、できる限りずっと続けていきたいと思っています。

──主催するには私財をたくさん投じたと聞いている。どれくらいの額を?

そこはもう気合で(笑)。私は飲食業や映画製作もやっているので、「何かを始めるときにはリスクを背負うべき」という意識は常にあります。結果的に多くの方に喜んでいただけましたし、仲間も増え、少しずつではありますが、日本の映画産業やエンタメ業界に明るい動きが生まれているのなら本当にうれしいことです。

──映画界への思いはいつから?

もともとは歌手志望だったんです。歌手になるためにグラビアを始めて、実際にデビューはしたんですが、売れなくて。それが最初の挫折でした。ただ、(岡山県から)上京した時からずっと映画は好きで、友達もいなかったこともあって映画ばかり観ていました。「いつか自分もこの世界にいられたらいいな」とずっと思っていました。ただタレントとしての仕事がとても忙しくなり、映画に出たいとはなかなか言えなくなってしまって。

「仕事を生み出すには作品をつくればいい」
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