もう1人、カナダ人で総合的人間開発省の長官を務めるマイケル・チェルニー枢機卿にもチャンスがありそうだ。
「精力的だったフランシスコからの政権移行に当たり、まずは無難なつなぎ役をということであれば、チェルニーの出番かもしれない。物静かで有能な人物であり、現にフランシスコの最高にラジカルな回勅『ラウダート・シ』のメッセージを世界に届ける役目を担っている」とパーマーは言う。
「ただし気候変動や環境保護に関して、フランシスコ以後のカトリック教会が積極的な発信を続けることは期待できない」いずれにせよ、コンクラーベは科学ではない。結果を予測することは不可能に近く、本命視された人物がすんなり教皇の座を射止めることはめったにない。だから、イタリアの人たちはこう言う。「教皇気取りでコンクラーベに来た者は、枢機卿のままで去ることになる」と。
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