<ガザのイスラム組織ハマスはローマ教皇フランシスコが死去すると、ガザの苦境に常に寄り添い、イスラエルのジェノサイド調査も呼びかけた偉大な支援者に謝意を表した。壊滅状態のガザとその住民は大きな味方を失った>

イスラエルと戦闘状態にあるパレスチナのイスラム組織ハマスは、ローマ・カトリック教会の教皇フランシスコの死を悼む声明を発表し、教皇がガザ地区の苦境を非難してきたことに謝意を表明した。

ガザ地区は、ハマスが2023年10月にイスラエルを攻撃したことをきっかけに始まった戦闘により、壊滅状態に陥っている。

4月21日に88歳で死去したローマ教皇フランシスコは生前、ガザ地区の人道危機や世界の他の地域で起きている危機に対して繰り返し警鐘を発し、対話と、責任の所在の明確化を呼びかけていた。

教皇の死去により、人間の尊厳と平和を率先して求めてきた声が失われた。パレスチナ人の大半はキリスト教徒ではなくイスラム教徒だが、教皇は多くのパレスチナ人から敬愛されてきた。

ハマスは声明で、以下のように述べている。「教皇は多くの機会に、世界中で起きている侵攻や戦争に反対の意を表明した。また、ガザ地区に生きる我々パレスチナ人に対する戦争犯罪やジェノサイドを非難する著名な宗教人のひとりだった」

一方、ガザを攻撃する側のイスラエルも教皇の死を悼んだ。イスラエルとパレスチナの指導者はどちらも、対話を促してきた教皇の努力に言及した。

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ガザの死と破壊を嘆く
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