ウクライナ軍は6日に公開された動画について、クルスク州で撮影されたもので、第80独立空中強襲旅団の兵士がストライカーで活動している様子だと説明している。この動画がいつ撮影されたかは明らかになっていない。

動画の兵士たちは「激しい戦闘によって」弾薬を使い果たしていたとウクライナ軍は述べている。声明によれば、ロシア軍が「すぐそばにいて危険だった」という。

ストライカーの乗員は「戦場で敵を追い回し、装甲車でロシア兵を轢きつぶした」と軍は説明。ウクライナ兵が敵に向かってストライカーを走らせ、砲手が「ハッチから身を乗り出し、小銃でロシア兵に発砲した」という。

米国防総省の文書によれば、アメリカは2022年2月以来、400台以上のストライカーをウクライナに供与してきた。その多くが、ここ数カ月でクルスク州に配備されたと伝えられている。

ウクライナ当局は、ストライカーや歩兵戦闘車「ブラッドレー(Bradley)」、主力戦車「M1エイブラムス(M1 Abrams)」31両など、アメリカから供与された装備がロシア軍に対してどれほど効果的かを語り続けている。そのため、こうしたアメリカ製の装備を標的にすることはロシア軍にとっても誇らしいこととなっている。

ロシア国防省は6日夜、テレグラムで「ウクライナ軍は過去24時間に、クルスク方面で最大485人の兵士を失った」と報告。可能な限り早くクルスク州からウクライナを撃退するため、ロシアは国防高官を現地に派遣し、自軍の作戦を監督させている。

(翻訳:ガリレオ)

【関連記事】
ニューズウィーク日本版 米中の興亡
2026年5月26日号(5月19日発売)は「米中の興亡」特集。

首脳会談で合意した「建設的戦略安定関係」で優位に立つのは、アメリカか、中国か

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます