ナイアンティックの成り立ちを見ると、むしろ米政府とのつながりが目に付く。CEOのジョン・ハンケ(John Hanke)は地理空間マッピング会社キーホール(Keyhole)の共同創設者。同社は04年にグーグルに買収され、最終的にグーグル・アースとグーグルマップの誕生につながった。

キーホールは03年、CIAが設立したベンチャーキャピタルファンドのイン・Q・テル(In-Q-Tel)から資金提供を受けている。同社の技術はイラク駐留米軍を支援するために使われた。

敵のスパイ活動の入り口に?

イン・Q・テルの創業CEOギルマン・ルイ(Gilman Louie)は、ナイアンティックの取締役会に名を連ねている(ルイのベンチャーキャピタル・ファンド、アルソップ・ルイ・パートナーズもナイアンティックの出資者)。

ハンケ自身、ミャンマーで国務省スタッフとして働いた経験があり、米政府関係の仕事にはなじみがある。

問題の一部は、ゲームの仕組みについての基本的な理解不足にあったかもしれない。

ポケモンGOではスマホのGPSとカメラの両方にアクセスする必要がある。プレイヤーはスマホを片手にカメラを通して拡張現実(AR)をのぞき込みながら、歩き回って現実の場所に出現するポケモンを探して捕まえる。

ゲームはプレイヤーのGPS座標やWi-Fi、スマホ基地局のデータを追跡する(時にはポケモンGOをしていないときも)。アプリを入れたスマホをゲームが見つけると、近くにポケモンを出現させ、プレイヤーが捕まえられるようにする。

疑いを高めたのは「ポケストップ」機能
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