[東京 28日 ロイター] - ジャパンディスプレイ(JDI)<6740.T>は28日、次世代ディスプレーとされるマイクロLED(発光ダイオード)ディスプレーの試作品を公開した。液晶の約10倍の明るさや、178度の広い視野角を確保した。量産を目指すが、時期は現時点で未定。

マイクロLEDは、微細なLEDを基板上に並べて画素とするディスプレー。有機ELより長寿命とされ、国内外の競合企業も開発に力を入れている。

公開したのは米アップル<AAPL.O>のアップルウオッチと同程度の大きさとなる1.6インチの試作品。量産時には10インチ程度のサイズまで想定しているという。量産にあたっては、既存の国内工場の活用を検討する。投資は液晶ディスプレイ(LCD)や有機EL(OLED)より少額に抑えられるという。ただ、足元では歩留まりなどに課題が残り、量産時期は未定とした。

一方、透明液晶ディスプレイのサイズを従来の4インチから12.3インチへと拡大し、透過率を高めたとも発表した。こちらは2020年度の量産開始を目指す。

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