[東京 25日 ロイター] - 大和証券グループ本社<8601.T>が25日に発表した2019年1―3月期決算は、当期利益が前四半期比5%減の134億円となった。不振だった債券ビジネスは回復したが、リテール事業の不振が響いた。
部門別では、リテール部門の経常利益が同68.3%減の19億円、ホールセール部門は同約2倍の74億円だった。
リテール部門の利益水準は12年度以降、最低水準に落ち込んだ。12月の株価急落で投資家の動きが停滞したのに加え、株式を上場したソフトバンク<9434.T>の株価が低迷し、顧客のポートフォリオが悪化したことなどが響いたという。
一方、ホールセール部門のうち、前期に経常損益が31億円の赤字に転落した市場部門は、債券ビジネスが復調し、56億円の黒字に回復。
投資銀行部門は、ソフトバンク上場に伴う引き受け手数料が剥落したことなどで、同73.7%減の16億円にとどまった。
(布施太郎)