[東京 18日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比105円24銭安の2万2172円73銭となり、反落した。前日の米国株が小幅安になったことを受け、朝方からやや売りが先行する流れとなった。前引けにかけて株価指数先物に売りが出て相場を押し下げたが、中国の景気減速懸念が和らいでおり、底堅さも意識されている。
市場からは「イースターで海外主要国が休日になる前に早めの手仕舞い売りが出た印象。前日までの5連騰に対する反動もあり、上昇一服は自然な動き」(証券ジャパンの調査情報部長、大谷正之氏)との声が出ていた。
TOPIXは0.46%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆1063億円だった。東証33業種中27業種が値下がり。値下がり率上位には、医薬品、精密機器、パルプ・紙、水産・農林などが入った。半面、鉱業、輸送用機器、空運などは買われた。
前日の取引時間中に公表された中国の1─3月期国内総生産(GDP)は前年比プラス6.4%、3月鉱工業生産は同プラス8.5%となり、市場予想を上回った。欧米中銀がハト派姿勢を示す中、世界景気の減速懸念が後退しつつある。ハイテク株の一角や自動車株がしっかりで、トヨタ自動車<7203.T>、東京エレクトロン<8035.T>は連日の年初来高値更新となった。
東証1部の騰落数は、値上がり325銘柄に対し、値下がりが1730銘柄、変わらずが83銘柄だった。