[東京 2日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比65円80銭高の2万1574円83銭となり3日続伸した。米中の経済指標が改善し、前日の米国株が大幅高となった流れを引き継ぎ景気敏感セクター中心に買い先行。寄り付きで上げ幅は200円を超え、取引時間中としては3月5日以来約1カ月ぶりの高値を付けた。買い一巡後は、戻り待ちの売りや、期初の早い時期に利益を確保したい国内金融機関の売りが出て伸び悩んだ。
TOPIXは0.02%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆1100億円だった。東証33業種では、非鉄金属、機械、鉱業のほか、米10年債利回りの上昇を背景に銀行、保険などの金融株も上昇した。半面、不動産、電気・ガス、陸運、小売、サービスなど内需系の下げが目立った。
市場では「中国指標の改善で楽観ムードが広がったものの、中国景況感の落ち着きどころをもう少し見極めたいという投資家も少なくない。海外勢の打診買いが入る一方、国内金融機関からは期初の売りが先行している」(サクソバンク証券チーフマーケットアナリストの倉持宏朗氏)との声が出ていた。
東証1部の騰落数は、値上がり907銘柄に対し、値下がりが1137銘柄、変わらずが95銘柄だった。