云々である。くり返すように私はこの記事を読んで衝撃を受けた。インタビューを受けた政治学者の岡田氏はリベラル派の学者・言論人として知られるが、その内容はリベラルへの自虐ともとれる内容で、「こんなにもリベラルは自分自身に絶望しているのか」と、私自身保守の立場からショックを受けたのである。岡田氏はどうインタビューの中で、リベラルの誤謬をこう断定する。


「身近な同志たちは、民主国家のルールを平然と無視する政権を有権者が結果的に信任し続けていることへの絶望(後略)」

岡田氏はこう表現している。ここで言う、"民主国家のルールを平然と無視する政権を有権者が結果的に信任し続けていることへの絶望"というのは、すなわち前述第二次安倍政権が7年8か月にわたって続いたことの圧倒的絶望を示すものであろう(菅政権は、衆参における国政選挙の"審査"を受けていないので除くとしても)。

「なぜ、第二次安倍政権のような"民主国家のルールを平然と無視する"政権が、有権者からの信任を受けているのか。やはり私たち(リベラル)は、やり方が間違っていたのではないか」

こういった声を、ここ数年で幾度となく嫌になるほど私は聞いてきた。リベラル系と思われる新聞記者や雑誌記者、言論人や政治家たちは、皆一様にこれと同じか、はたまたこれに準じた「絶望」を語る。「なぜこんなむちゃくちゃな政権(第二次安倍)が国民から信任を受けているのか」。彼らは時として苦渋に満ちた表情で結句として、こう判決する。

「我々リベラルのやり方が間違っていたに違いない」

と。最近はリベラル側からリベラル側の誤謬を指摘するのが流行っているのかもしれないが、とかくこういう論調が多い。「有権者に訴求できない以上、リベラルの戦法は間違いであった」。皆それを言うのだが、保守である私には全く理解できない。なぜ自分たちが間違っていると早々に結論して自虐に走るのか、意味が分からない。

ロッキード時代と相違ない議席数


「この間に、日本の政治家のモラル水準はどんどん低下しつづけた。いつ収賄罪などで逮捕されてもおかしくないような人々が、次々と総理大臣の座についたり、政府、党の要職についたりするようになった。」

「さくらを見る会」とは比較にならない事件
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