[東京 6日 ロイター] - 日銀の黒田東彦総裁は6日、参議院財政金融委員会で、金融機関は金利以外の面で差別化を図ることが重要と述べた。杉久武委員(公明)の質問に答えた。

杉委員は、金融機関の収益力の悪化を取り上げた。衛藤公洋理事は、これには低金利環境の長期化、人口や企業数の減少で競争が激化しているという構造的な要因があると説明。黒田総裁は「新たな金融ニーズに対応し、金利競争ではなく金利以外の面で差別化を図って、収益性を高めることが重要」と指摘した。さらには、業務プロセスや経費構造の見直しなどで経営の効率を抜本的に高めることも重要とし、「最近のさまざまなデジタル技術、IT技術を活用することも重要。収益力強化や業務改革の取り組みも側面から促して行きたい」と述べた。

(清水律子)

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