クレヘンビュールの祖国スイスの外相は18年、「UNRWAが中東和平を妨げている」「UNRWAは長い間この(難民)問題の『解決策』だったが、現在ではむしろ『問題の一部』と化している」と告発した。元米国連大使のニッキー・ヘイリーも今年4月、「UNRWAは全ての国連機関の中で最も腐敗している」と批判した。
UNRWAにはハマスメンバーの雇用疑惑や、ハマスによる労組支配の疑惑もある。6月にはイスラエルの攻撃は正確だったと発言したUNRWAガザ局長が本部に召喚される事態も発生した。
トランプ政権は18年、UNRWAへの拠出金を停止し、「これらの資金がアメリカの国益に沿って使用され、アメリカの納税者に価値を提供していることを確認するため」と説明した。
日本のUNRWA拠出金の源は税金である。パレスチナ人の福利や自立、平和や繁栄に結び付く使われ方をしているのか、われわれには知る権利も義務もある。
2026年4月21号(4月14日発売)は「台湾有事の新シナリオ」特集。
米・イラン戦争で変わる地域紛争の「大前提」/石油危機を恐れるべき理由
※バックナンバーが読み放題となる 定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます