気候変動の破滅的な影響を回避するため、各国は2050年までにカーボン・ニュートラルを達成すべきとされる。
アメリカ、EU、日本はこれに応じて2050年までの達成を目指しているが、排出量の最も多い中国は2060年、3位のインドは2070年に目標を据えている。
中国は2030年まで排出を増やし続ける姿勢を固持しており、国際協調とは一線を画している。
習近平(シー・チンピン)国家主席はCOP26(国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議)の首脳級会合に出席さえしなかった。アメリカのバイデン政権も、「アメリカ・ファースト」からの脱却を標榜しているものの、実際には国際的な合意に後ろ向きな面も見せている。
各国間にある「温度差」の抑制も難しそうである。
2026年7月7日号(6月30日発売)は「歴史で読み解く アメリカ建国250年」特集。
超大国の現在地と「トランプ後」の世界
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