独裁者は笑いを取り締まる

習近平の英語表記は「Xi Jinping」だが、ネット上では「Xitler(シットラー)」という造語が既に登場し、強烈な笑いのネタになっている。

習近平はその外見から「ジャイアン」「くまのプーさん」などとイジられることもあるが、中国国内のネット上ではそれらのネタ画像が一斉に削除されることも。笑いを取り締まろうとするのは独裁者の習性の1つである。

独裁者と言えば、チャーリー・チャプリンの映画『独裁者』を想起する人も多いだろう。

日本ではこの映画を「自国政府批判」に利用する人も少なくないようだが、かの名作は「イギリス出身のチャプリンが、独裁色を強めるドイツのヒトラーをネタにした」という構図。自国の指導者を笑った映画ではない。

今、もしチャプリンが生きていたら、彼はどんな風刺映画を作るであろうか。

【関連記事】
ニューズウィーク日本版 台湾有事の新シナリオ
2026年4月21号(4月14日発売)は「台湾有事の新シナリオ」特集。

米・イラン戦争で変わる地域紛争の「大前提」/石油危機を恐れるべき理由

※バックナンバーが読み放題となる 定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます