[ベルリン 10日 ロイター] - ドイツの欧州経済センター(ZEW)が発表した7月の独ZEW景気期待指数はマイナス24.7となり、6月のマイナス16.1から一段と低下した。

米国との通商摩擦懸念で2012年8月以来の低水準となった。

ロイター調査によるエコノミスト予想はマイナス18.0だった。

景気現況指数は72.4と6月の80.6から低下。エコノミスト予想の78.2も下回った。

ZEWのワムバッハ所長は「今回の調査期間は政治的な不透明性が高まった時期。特に米国との国際的な貿易戦争悪化への懸念が景気見通しを圧迫した」と述べた。

同所長は、鉱工業生産や受注、ドイツの労働市場に関するポジティブなニュースが、関税措置で見込まれる悪影響により「大幅にかすんでしまった」との見解を示した。

ただ海外での不確実性にさらされてはいるものの、ドイツ経済は消費と建設による刺激を受けている。

INGのエコノミスト、カルステン・ブルゼスキ氏は「経済は崖っぷちにあるわけではない。むしろ、成長の正常化に向けた移行期間にあるとみられる」と述べた。

*内容を追加しました。

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