[アンカラ 9日 ロイター] - 6月24日投開票のトルコ大統領選で再選されたエルドアン氏(64)が9日、大統領に就任した。就任宣誓後に発表した閣僚人事では、財務相に娘婿のアルバイラク前エネルギー天然資源相を起用し、市場寄りとみられていたシムシェキ前副首相は閣僚から外れた。

これを受けてトルコリラ<TRYTOM=D3>は約3%安の1ドル=4.74リラを付けた。

15年間にわたりトルコの実権を握ってきたエルドアン氏は首相のポストを廃止し、議会の承認を経ずに閣僚を任命できる新たな大統領制を導入。強力な防衛産業を持つ「力強い」トルコを築き上げることを約束した。

政治体制の変更は約1世紀前の建国以来初めて。首相のポストを廃止したことで、大統領は各省庁の統制のほか、公務員の解雇も可能になる。

エルドアン氏は就任にあたり「トルコはきょう、新たなスタートを切った」と表明。「力強い議会、力強い政府、力強いトルコのためにこの機会を最大限利用し、この道を進んでいく」と述べた。

トルコ国営アナドル通信によると、就任式にはベネズエラのマドゥロ大統領やロシアのメドベージェフ首相らが出席。ただ主要な西側諸国の政府高官の姿はなかった。

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