そもそも、副業、兼業、投資、節約、ポイント集めを......混同している人が多すぎることが気になります。副業は副業、兼業は兼業、投資は投資です。これらのことが区別できない人は頭の整理ができていません。頭を整理できない人が、独自の力でお金を稼ぐことは難しい。知識や経験といった「資産」が足りないのです。

副業解禁してもいい。しかし期待したとおりに儲けられるのは、ほんの一握りの方々だけです。

ですから、多くの人は、妙な夢を見ないことです。心配なのは「副業」を意識しすぎて、騙される人が急増しないか、ということです。知識格差が、ますます所得格差につながっていきます。

副業している時間があったらその分、ご自身の市場価値をアップさせたほうが生涯年収はアップします。副業よりも、空いた時間に自己投資をしましょう。「人生100年時代」なのですから、ちゃんと本業がある人は、目先の小銭集めに執着しないことです。

また、"有能な"アフィリエイターたちのカモにならないよう、気をつけることも大事です。

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※5月28日号(5月21日発売)は「ニュースを読み解く哲学超入門」特集。フーコー×監視社会、アーレント×SNS、ヘーゲル×米中対立、J.S.ミル×移民――。AIもビッグデータも解答不能な難問を、あの哲学者ならこう考える。内田樹、萱野稔人、仲正昌樹、清水真木といった気鋭の専門家が執筆。『武器になる哲学』著者、山口周によるブックガイド「ビジネスに効く新『知の古典』」も収録した。