世界との付き合い方を覚えるには、留学や海外勤務を増やすしかない。政府も、留学を増やそうとしている。でも、1カ月の短期留学では意味がない。日本人が閉鎖的な群れをつくって、外国を「眺めてくる」だけで終わってしまうからだ。
ただ、アメリカの大学の学費は1年で500万円は必要。政府・企業が協力して大規模な奨学基金をつくる必要がある。そして遅くても大学3年生から就活を始めなければならない今の採用制度を改め、留学で学位・単位を取得した学生に別の採用枠をつくるのが一番効く。
日本は少子化で高齢化。社会保障、医療、防衛と、金はますます必要だ。1~2%の経済成長は必要なので、海外市場に出ざるを得ない。全員が「国際化」する必要はないが、世界に突進する人材は増やさなければならない。国際化は上から目線のお説教では進まない。「〇〇語ができればいいことがある」環境をつくるべきだろう。
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米・イラン戦争で変わる地域紛争の「大前提」/石油危機を恐れるべき理由
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