「マムダニ氏の民族や信仰を攻撃する人は......」

カーン氏は米ブルームバーグ(11月4日付)に「ロンドンを嫌い、ニューヨークを嫌う人がいるのには理由がある。ロンドンを、今ニューヨークを悪魔化するのにも理由がある。私たちが進歩的でリベラルな多文化都市で、非常に成功しているからだ」と語っている。

「ニューヨークでイスラム教徒の市長が誕生するかどうかなんて大したことではない。大事なのは政策やビジョンであり、ニューヨークの人々のために何をしようとしているかだ。マムダニ氏の民族や信仰を攻撃する人々がいるとしたら彼らがどういう人間かを示しているだけだ」

カーン氏とマムダニ氏は極右の攻撃対象という共通の宿命を背負わされている。政治的立場や都市の事情は異なっても、多様性・寛容・進歩という希望を守る闘いを象徴している。ロンドンとニューヨークの都市政治が世界に注目される舞台になった。

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