[東京 17日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比1円88銭高の1万7864円09銭と小幅に続伸した。米ダウの下落や円高に振れた為替が重しとなり、朝方は売りが先行。ただ日銀による初の指値オペ通告を受け、日米金利差拡大への期待感から外為市場で1ドル109円台を回復。押し目を拾う動きが強まり、日経平均はプラス圏に浮上した。

TOPIXは前日比0.01%安となった。米国市場で金融株が売られた流れを引き継ぎ、先週来、騰勢を強めていた三菱UFJ<8306.T>など金融株に利益確定売りが強まった。日銀の指値オペで金利上昇が抑制されるとの見方も売り材料となった。一方、空運や鉱業、食料品などが堅調に推移した。

みずほ証券・投資情報部長の倉持靖彦氏は「トランプ・トレードにより大きなセクター・ローテーションが起こったが、それも一服した感がある。もっともトランプ次期大統領による政策期待は根強いため、急速なアンワインドは起こりにくく、ここからは米政策を見極めながら落ち着いた値動きになりそう」とみていた。

東証1部の騰落数は、値上がり927銘柄に対し、値下がりが880銘柄、変わらずが177銘柄だった。

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