トランプ米大統領は27日、米軍にオレゴン州ポートランドへの派兵を指示し、「国内のテロリスト から移民捜査局施設を守るため、必要であれば武力行使を許可する」と述べた。

自身のソーシャルメディアに「荒廃したポートランドと、(極左運動の)アンティファやその他の国内テロリストの攻撃に包囲されている移民・税関捜査局(ICE)の施設を守るために、必要な全ての軍を提供するようヘグセス国防長官に指示した」と投稿した。

これに対しポートランドのウィルソン市長は「ポートランドや他のアメリカの都市で必要な軍隊の数はゼロだ。大統領が意図的に起こさない限り、ここで無法状態や暴力を見つけることはない」と述べた。

オレゴン州のコテック知事も会見で軍隊の必要性を否定。大統領とノーム国土安全保障長官と話をしたことを明らかにし「暴動は起きていないし、国家安全保障に対する脅威もない。そのことを大統領に伝え続けるつもりだ」と述べた。

国防総省は、大統領が州兵を派兵するのか、現役部隊を派兵するのか、あるいは先のロサンゼルスでの例のようにその2つを合わせるのかについて明確にしなかった。

パーネル報道官は「大統領の指示により、ポートランドにおける国土安全保障省の活動を支援するために軍の兵士を動員する用意がある。情報が入り次第明らかにする」と述べた。



[ロイター]
トムソンロイター・ジャパン
Copyright (C) 2025トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます
基地か経済かを争う時代はもう終わり? オール沖縄の崩壊と新世代の「普通の県知事」が切り拓く沖縄の未来
基地か経済かを争う時代はもう終わり? オール沖縄の崩壊と新世代の「普通の県知事」が切り拓く沖縄の未来
ニューズウィーク日本版 米中間選挙 トランプの憂鬱
2026年10月27日号(10月20日発売)は「米中間選挙 トランプの憂鬱」特集。

インフレ&終わらない戦争で中間選挙は敗北必至。米経済/戦争/関税/次期大統領選……はどうなる?

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます