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日本では「戦争が終わって80年」...来日して35年目のイラン人が、いま噛み締める「平和の意味」

2025年7月19日(土)13時00分
南 龍太(ジャーナリスト)

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ペルシャ絨毯の機織り機(筆者撮影)

イランの知人や親族は「未来が描けない」と嘆く

最近の中東情勢の緊迫化により、ペルシャ絨毯の輸入・販売を手掛けるレファヒーさんの会社「カスピアン」は大きな打撃を受けている。再び交戦が激化しないか、祖国イランの情勢を固唾をのんで見守る。

日本にとって戦後80年の今年2025年。ただし国が変われば、今も戦時下とさえ言える生々しい現実が、イランでは生活の一部となっている。


レファヒーさんは毎日イランにいる知人や親族と連絡を取る。「皆、この混乱がいつまで続くのか、不安定な状況に怯えており『未来が描けない』と嘆いている」という。

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インタビューに応じるレファヒーさん(筆者撮影)

極めて不安定で危機的な世界の情勢

イランでのビジネスが正常化する目処は立っていない。さらに、目を外に転じればロシア・ウクライナ戦争、そしてガザ地区での中東の緊張状態など、世界は極めて不安定で危機的だ。

レファヒーさんは、戦火が世界全体に与える影響を憂う。「これらはすべて関連し合い、日本を含む世界のエネルギー供給にも関わる、全地球的問題です」

トランプ米大統領の言動についても複雑な心境を明かす。「トランプ氏は本当は平和を望んでいるはずです。しかし、話し合いが難しくなると、別の方法で解決しようとする傾向があります。それが心配です」

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