米厚生省が妊婦、10代の若者、子どもを対象とする新型コロナウイルスワクチンの定期接種の推奨を取りやめる方針だ。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が15日、事情に詳しい関係者の話として報じた。

厚生省傘下の疾病対策センター(CDC)は現在、生後6カ月以上に、新型コロナワクチンの接種歴にかかわらず、改良型コロナワクチン接種を受けるよう推奨している。

報道では厚生省がこれらのグループに対する推奨を全面的に中止するのか、あるいは接種者にリスクと効果について医師と相談するよう勧めるのかについては明らかではない。

CDCによると、4月26日時点で妊婦の約14%、子どもの13%がコロナワクチンを接種している。

米国では米モデルナ、米ファイザー・独ビオンテックがそれぞれ開発したメッセンジャーRNA技術に基づくワクチンと、米ノババックスのタンパク質ベースのワクチン合わせて3種が承認されている。

モデルナとノババックスはコメントを控えた。厚生省とファイザーはロイターのコメント要請に直ちに応じなかった。

厚生省はワクチン懐疑派で知られるケネディ長官が率いている。


[ロイター]
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