<標的となったのはロシア国防省ロケット・砲兵総局(GRAU)の第67兵器庫。地元住民が撮影した大爆発の様子が話題に>

ウクライナがロシア国内の標的を攻撃するのに初めて長距離ミサイルATACMS(陸軍戦術ミサイルシステム)を使用したと、ウクライナの報道機関「RBCウクライナ」が国防関係者の話として伝えている。

【動画】夜空を照らす「巨大な火の玉」の衝撃...「ATACMS攻撃」でブリャンスク州の兵器庫が大爆発

RBCウクライナによれば、射程距離約300キロのATACMSは11月19日、ウクライナの国境から110キロ以上離れたロシア西部ブリャンスク州カラチェフの兵器庫を攻撃した。

ウクライナの国防関係者はRBCウクライナの取材に対し、「ロシア領を攻撃するためにATACMSが使用されたのはこれが初めてだ。攻撃はブリャンスク州の施設に対して行われ、破壊することに成功した」と述べている。

標的はロシア国防省ロケット・砲兵総局(GRAU)の第67兵器庫で、ドローンとミサイルによる複合攻撃を受けた可能性がある。

これはジョー・バイデン米大統領がウクライナに対し、アメリカが供給した長距離兵器をロシア領の攻撃に使用することを認めた矢先の出来事だ。

地元住民がこの爆発の様子を撮影。オープンソース・インテリジェンス(OSINT)アカウントのOSINTテクニカル(@Osinttechnical)は1本の動画をX(旧ツイッター)で共有し、「ブリャンスク州の重要な兵器保管施設であるGRAU第67兵器庫で今朝、大規模な爆発があり、火の玉が数十メートル上空まで舞い上がった。一帯ではウクライナの無人攻撃機が目撃されていた」と説明している。

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兵器庫を狙うウクライナ
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