<コロナ感染者の減少を受けて、ニューヨーク州などがマスク義務化の一部撤廃を発表しているが、当然ながら懸念の声も上がる>

新型コロナウイルスの感染者数が減少傾向にあるアメリカで、マスク着用義務を解除する動きが加速している。

ニューヨーク州では昨年12月から緊急感染対策として屋内でのマスク着用が義務付けられてきた。だがホークル州知事は2月9日、義務化の期限を延長せず、10日以降は各自の選択に委ねるとの方針を明らかにした。ただし公立学校については、学齢期の子供のワクチン接種率が低いことから義務化解除は見送られた。

カリフォルニアのニューサム州知事も感染者数がピーク時より65%減少したとして、屋内での着用義務を2月15日以降は更新しないと発表した。

もっとも、こうした流れには懸念の声も上がっている。「マスクを取りたい気持ちは私も同じだ。それがパンデミックを乗り越えつつあることを示すサインだから」と、米疾病対策センター(CDC)のロシェル・ワレンスキー所長は語る。だが「医療体制への負荷と死者数の多さから目を背けてはいけない」

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