最新記事

台湾

国会乱闘に見る台湾の民主、香港抑圧に見る中国の独裁

2020年7月7日(火)20時00分
ニューズウィーク日本版編集部

台湾では民主主義の下、国会での乱闘が日常茶飯事 ANN WANG-REUTERS

<政府「独裁」への抗議として、台湾の最大野党・国民党が議場を占拠した>

椅子のバリケードが築かれているのは、台湾の立法院(国会)だ。

6月末に政府の「独裁」に抗議するとして最大野党・国民党の議員が議場を占拠。

強行突破した与党・民主進歩党の議員ともみ合いになった。

台湾では民主主義の下、日常茶飯事である乱闘が繰り広げられる一方、海を隔てた中国では本物の一党独裁国家が香港への抑圧を進める。

<本誌2020年7月14日号掲載>

【関連記事】台湾と中国、コロナが浮き彫りにした2つの「中国語政権」の実像

【話題の記事】
中国人女性と日本人の初老男性はホテルの客室階に消えていった
中国・超大国への道、最大の障壁は「日本」──そこで浮上する第2の道とは
台湾のビキニ・ハイカー、山で凍死
国家安全法成立で香港民主化団体を脱退した「女神」周庭の別れの言葉

20200714issue_cover150.jpg
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2020年7月14日号(7月7日発売)は「香港の挽歌」特集。もう誰も共産党を止められないのか――。国家安全法制で香港は終わり? 中国の次の狙いと民主化を待つ運命は。PLUS 民主化デモ、ある過激派の告白。

今、あなたにオススメ

関連ワード

ニュース速報

ビジネス

午前の日経平均は反発、ハイテク株買い戻し 米政府再

ワールド

COP30、米国による妨害を懸念=各国代表

ワールド

イーライリリーの減量治療薬、10月のインド医薬品売

ワールド

中国の駐大阪総領事投稿に強く抗議、適切な対応要求=
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:高市早苗研究
特集:高市早苗研究
2025年11月 4日/2025年11月11日号(10/28発売)

課題だらけの日本の政治・経済・外交を初の女性首相はこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評家たちのレビューは「一方に傾いている」
  • 2
    ドジャースの「救世主」となったロハスの「渾身の一撃」は、キケの一言から生まれた
  • 3
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 4
    筋肉を鍛えるのは「食事法」ではなく「規則」だった.…
  • 5
    「座席に体が収まらない...」飛行機で嘆く「身長216c…
  • 6
    レイ・ダリオが語る「米国経済の危険な構造」:生産…
  • 7
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 8
    「非人間的な人形」...数十回の整形手術を公表し、「…
  • 9
    「爆発の瞬間、炎の中に消えた」...UPS機墜落映像が…
  • 10
    「豊尻」施術を無資格で行っていた「お尻レディ」に1…
  • 1
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎の存在」がSNSで話題に、その正体とは?
  • 2
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 3
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 4
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評…
  • 5
    「座席に体が収まらない...」飛行機で嘆く「身長216c…
  • 6
    「遺体は原型をとどめていなかった」 韓国に憧れた2…
  • 7
    「路上でセクハラ」...メキシコ・シェインバウム大統…
  • 8
    筋肉を鍛えるのは「食事法」ではなく「規則」だった.…
  • 9
    虹に「極限まで近づく」とどう見える?...小型機パイ…
  • 10
    クマと遭遇したら何をすべきか――北海道80年の記録が…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 5
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 6
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 7
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 8
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
  • 9
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以…
  • 10
    今年、記録的な数の「中国の飲食店」が進出した国
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中