最新記事

テーマパーク

米ディズニー・ワールド接客キャスト「再開延期を」 嘆願書に7000人が署名

2020年6月25日(木)10時12分

米フロリダ州で新型コロナウイルスの感染者が急増していることを受け、同州オーランドにあるテーマパーク「ウォルト・ディズニー・ワールド」の再開延期を求める声が高まっている。2017年9月、オーランドで撮影(2020年 ロイター/Gregg Newton)

米フロリダ州で新型コロナウイルスの感染者が急増していることを受け、同州オーランドにあるテーマパーク「ウォルト・ディズニー・ワールド」の再開延期を求める声が高まっている。

米ウォルト・ディズニーは先月、同テーマパークを7月11日から段階的に再開する計画を発表した。

しかし、ディズニー・ワールド・アトラクションズの接客業務を担当するケイティ・ベライルさんが作成した嘆願書には24日までに7000人超の署名が集まっている。

オーランドのバディ・ダイアー市長とフロリダ州オレンジ郡のジェリー・デミングス市長に宛てられた同嘆願書は「ウイルスは消えていない。残念なことにこの州では状況は悪化する一方だ」と指摘。「感染者数が安定的に減少するまでテーマパークの閉鎖を続けることがゲストや従業員、その家族の安全確保につながる」と訴えている。

ベライルさんからのコメントは現時点で得られていない。

ディズニーは新型コロナの感染拡大に伴い、1月から世界各地のテーマパークを順次休園し、1─3月にテーマパーク事業の損失が推定10億ドルに上ったとしている。

ディズニーの広報担当者は、発表文書で「キャストメンバーとゲストの安全と健康は、当社の計画で最優先される。公衆衛生の専門家からの指針に従い、健康と安全に関する広範に及ぶ手順について労働組合と積極的に協議している」と説明。段階的な再開を進めるにあたり、この手順を実行する計画だと述べた。

ディズニーは、7月17日の営業再開を計画しているカリフォルニア州アナハイムのディズニーランドについても、労働組合から同様の反対に直面している。



[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます


【関連記事】
・スウェーデンが「集団免疫戦略」を後悔? 感染率、死亡率で世界最悪レベル
・巨大クルーズ船の密室で横行するレイプ
・東京都、新型コロナウイルス新規感染31人を確認 6日連続で20人超え
・韓国、日本製品不買運動はどこへ? ニンテンドー「どうぶつの森」大ヒットが示すご都合主義.


20200630issue_cover150.jpg
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2020年6月30日号(6月23日発売)は「中国マスク外交」特集。アメリカの隙を突いて世界で影響力を拡大。コロナ危機で焼け太りする中国の勝算と誤算は? 世界秩序の転換点になるのか?

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

イスラエル軍、イラン最高安保委事務局長のラリジャニ

ビジネス

出光興産、LNG市場本格参入へ英事業会社に出資決定

ワールド

イラン、UAEに新たな攻撃 石油施設が2日連続で標

ワールド

独インフラ基金、目的外流用8割超 追加投資創出に効
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:イラン革命防衛隊
特集:イラン革命防衛隊
2026年3月24日号(3/17発売)

イスラム神権国家を裏からコントロールする謎の軍隊の歴史と知られざる実力

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    住宅建設予定地に眠っていた「大量の埋蔵金」...現在の価値でどれくらい? 誰が何のために埋めた?
  • 3
    「ネタニヤフの指が6本」はなぜ死亡説につながったのか?
  • 4
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 5
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」…
  • 6
    「筋肉はモッツァレラと同じ」...なぜウォーミングア…
  • 7
    「映画賞の世界は、はっきり言って地獄だ」――ショー…
  • 8
    「危険な距離まで...」豪ヘリに中国海軍ヘリが異常接…
  • 9
    幼い子供たちの「おぞましい変化」を克明に記録...「…
  • 10
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」と言われる外国特派員の私が思うこと
  • 4
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 5
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...…
  • 6
    「このままよりはマシだ」――なぜイランで米軍の攻撃…
  • 7
    職業別の収入に大変動......タクシー運転手・自動車…
  • 8
    キャサリン皇太子妃、英連邦デー式典に出席...公開さ…
  • 9
    ズボンを穿き忘れてる! 米セレブ、下を穿かず「目の…
  • 10
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 5
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 6
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 9
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
  • 10
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体に…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中