[オタワ 27日 ロイター] - カナダのマクギンティ国防相は27日、米防衛大手ロッキード・マーチン製のF─35戦闘機を88機購入する計画の見直しを進めていることを明らかにした。米国以外の国から戦闘機を購入する可能性もあるとした。

マクギンティ氏は議会上院防衛委員会で「F─35購入計画の見直しは続いている。われわれは戦闘機の問題を非常に丹念に調べるため必要な時間を取っている」と説明。その上で「他国から他の戦闘機を買う問題も見直しの一環として検討対象になっている」としたが、判断を下す時期には言及しなかった。

カナダ政府は2023年序盤、F─35戦闘機88機を190億カナダドル(139億米ドル)で購入する計画を発表した。しかし、カーニー首相は25年3月、カナダは米国の防衛業界に過度に依存しているとして、国防当局に計画を見直すよう求めた。

見直しは昨年9月ごろまでに完了すると考えられていたが、貿易を巡る米国との関係が一段と緊迫化する中、作業に遅れが生じた。購入するF─35戦闘機の機数を減らし、スウェーデンのサーブが製造する戦闘機「グリペン」購入する案も浮上していた。

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