防衛省は16日、2004年から06年にイラクへ派遣した陸上自衛隊部隊の日報を公表した。隊員の活動はイラク復興支援特別措置法に基づき「非戦闘地域」に限られていたが、日報には「戦闘」という文言が複数あることが明らかになった。

小野寺五典防衛相は16日午後、記者団に対し、「(戦闘という記述が)何カ所かあったと確認しているが、いずれにしても言葉であるので、それが実際にどのような意味合いを持つかは内容を見て判断してもらいたい」と語った。その上で「イラク復興支援特措法に基づいて自衛隊の活動が実施されたという認識に変わりない」と述べた。

公表された日報は435日分、1万4929ページ。2017年2月に野党が開示を求めたものの、防衛省は存在しないと回答。同年3月に見つかったものの、今年3月まで防衛相に報告されていなかった。

(久保信博※)

[東京 16日 ロイター]
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