最新記事

米大統領選

【動画】暴走トランプがここまで引き下げた共和党のレベル

「恐怖と偏見に訴えているだけ」のトランプに共和党が飲み込まれる?

2015年7月27日(月)17時30分
スレート編集部

謎の人気 共和党候補者のなかでトップの支持率 Jim Young-REUTERS

 メキシコ人差別など数々の問題発言を繰り返して支持率が上昇している不動産王ドナルド・トランプのおかげで、米大統領選の共和党指名候補争いは極めてレベルの低いものになっている。

 トランプは遊説中に、共和党のライバル、リンジー・グラハム上院議員(サウスカロライナ州)の携帯電話番号を公表。抗議電話をかけるよう支持者に促し、グラハムのボイスメールをパンクさせた。

 そのためグラハムは、携帯電話からiPhoneに換えたとアピールし、さらには「グラハム議員と一緒に携帯電話を壊そう」というパロディビデオまで作って話題作りに励んだ。

グラハム陣営の作ったパロディビデオ、これで果たして支持率が上がるかは不明だが

 2人のいさかいの始まりは、トランプが共和党の重鎮でベトナム戦争の英雄と呼ばれるジョン・マケイン上院軍事委員長を「彼は捕らえられたから戦争英雄になった」と侮辱したこと。グラハムがそれを「大ばか」と批判した。

 昨日ABCの報道番組に出演したグラハムは、共和党から出馬している16人の候補なかで支持率トップを走るトランプについて、「支持しているのはアメリカの暗部だ」と言い、「共和党は警戒すべきだ」と警告。「彼が提示しているのは困難で複雑な問題に対するまともな解決策ではない。恐怖と偏見に訴えているだけだ」

 このビデオを見る限り、どっちもどっちに思えるのだが。

© 2015 The Slate Group Distributed by The New York Times Syndicate

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

トランプ氏発言が欧州安保の動き誘発、統合軍創設も視

ビジネス

EIA、ブレント原油「第2四半期に115ドルでピー

ワールド

米中経済関係は安定、来月の首脳会談で維持へ=UST

ワールド

米イラン協議、パキスタンの仲介正念場に サウジへの
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:トランプの大誤算
特集:トランプの大誤算
2026年4月14日号(4/ 7発売)

国民向け演説は「フェイク」の繰り返し。泥沼化するイラン攻撃の出口は見えない

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 2
    「南東部と東部の前線で480平方キロ奪還」とウクライナ軍司令官 ロシア軍「⁠春の​攻勢」は継続
  • 3
    米軍が兵器を太平洋から中東に大移動、対中抑止に空白
  • 4
    「地獄を見る」のは米国か──イラン地上侵攻なら革命…
  • 5
    「王はいらない」800万人デモ トランプ政権への怒り…
  • 6
    【後編】BTS再始動、3年9カ月の沈黙を経て──変わる音…
  • 7
    人口減の自治体を救う「小さな浄水場」──誰もが常に…
  • 8
    5日間の寝たきりで髪が...ICUに入院した女性を襲っ…
  • 9
    「人間の本性」を見た裁判官が語った、自らの「毒親…
  • 10
    スパイス企業の新戦略...エスビー食品が挑む「食のア…
  • 1
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 2
    イラン戦争の現実...アメリカとイスラエル、見え始めた限界
  • 3
    「考えの浅い親」が子どもに言ってしまっている口ぐせ・ワースト1
  • 4
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅…
  • 5
    攻撃開始日も知っていた?──イラン戦争を巡る巨額取引…
  • 6
    「南東部と東部の前線で480平方キロ奪還」とウクライ…
  • 7
    なぜイスラエルは対イラン戦争を支持するのか...「イ…
  • 8
    【銘柄】イラン情勢で一躍脚光の「NEC」 防衛・宇宙…
  • 9
    「高市しぐさ」の問題は「媚び」だけか?...異形の「…
  • 10
    人口減の自治体を救う「小さな浄水場」──誰もが常に…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 4
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅…
  • 5
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...…
  • 6
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 7
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 8
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 9
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 10
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中