余剰ハーブを「癒し」に変える?...エスビー食品が「アップサイクル飲料」の開発に挑戦した理由
エスビー食品「フレッシュハーブティー レモングラス&ミント」では、スペアミントとレモングラス2種類のハーブを使用
<スパイスとハーブのリーディングカンパニーであるエスビー食品は、アップサイクル食品の開発を通して地球との共生を目指す──>
日本企業のたとえ小さな取り組みであっても、メディアが広く伝えていけば、共感を生み、新たなアイデアにつながり、社会課題の解決に近づいていく──。そのような発信の場をつくることをミッションに、ニューズウィーク日本版が立ち上げた「SDGsアワード」は今年、3年目を迎えました。
私たちは今年も、日本企業によるSDGsの取り組みを積極的に情報発信していきます。
食品業界ではかねてより「フードロス」の削減が大きな課題とされてきた。
SDGsの目標12「つくる責任、つかう責任」においても食品ロスの問題は取り上げられており、ターゲット12.3として、「2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させる」という具体的な目標が掲げられている。
持続可能な社会の実現に向け、国内外で取り組みが進むなか、エスビー食品株式会社では「健康的で幸せな暮らしへの貢献」「地球環境への貢献」を目指し、未活用食材のアップサイクルプロジェクトを始動した。
事業そのものが「サステナブル」
エスビー食品は1923年の創業以来、日本初の国産カレー粉の製造を皮切りに、「赤缶カレー粉」や「ゴールデンカレー」、「SPICE&HERB」シリーズなど、スパイスとハーブを中心に食品を展開してきた。
同社の事業活動はサステナビリティと極めて密接な関係にある。ほぼ全ての製品に使用されるスパイスとハーブは、太陽の光をたっぷり浴びて育った植物からの貴重な恵み。そこから得られる収益は、次なる植物の種まきや栽培へとつながり、また新たな植物を育むという循環の中にあり、地球との共生なしには成り立たない。
そんなエスビー食品が力を入れているのが、食材の未活用部位を使ったアップサイクル製品の開発。栽培、原料調達、製造の過程で発生する未活用部位や余剰の活用に取り組んでいる。
昨年3月には第1弾として、製造過程で活用しきれていなかった鶏の部位に着目し、それらを丹念に煮込んだ鶏白湯「本鶏だし」を発売。そして今年6月には第2弾として未活用ハーブを使用したドリンク「フレッシュハーブティー レモングラス&ミント」を発売した。

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