ライフ&ヘルス
ネットで話題

自動運転車にはねられて死んだ人気者の看板猫...イーロン・マスクが反応

Elon Musk Reacts to San Francisco Cat Being Killed by Waymo Driverless Car

2025年11月5日(水)17時00分
マルニ・ローズ・マクフォール
猫が車にはねられる事故は後を絶たない(写真はイメージです) Li Lin-Unsplash

猫が車にはねられる事故は後を絶たない(写真はイメージです) Li Lin-Unsplash

<サンフランシスコの住民に愛されていた商店の看板猫が、ウェイモの自動運転タクシーにはねられて命を落とした。この事故にテスラCEOのイーロン・マスク氏が反応している>

9歳の猫のキットカットは、サンフランシスコ市内の雑貨店「ランダズ・マーケット」で暮らしていた看板猫。店長によると、10月27日にウェイモの自動運転車にひかれて死んだ。

【写真】人気者の猫がウェイモの自動運転車にはねられ死亡...住民に衝撃、イーロン・マスクも反応

アメリカでは自動車事故で動物が死ぬことは珍しくない。しかしこれまでのところ、運転手のいない自動運転車(ロボタクシー)がそれほど大きな問題になったことはなかった。車にはねられて死んだ猫に関する公式統計は存在しないものの、ペット関連ブログなどに掲載された情報から判断すると、年間数百万匹に上る可能性がある。アメリカの主要都市を走る自動運転車は今後増加が予想され、今回の事故をきっかけに安全性を懸念する声が噴出している。

ランダズ・マーケットの店長はKTVUの取材に対し、猫のキットカットが死んだことを確認した。店長はけがをしたキットカットを連れて病院に駆け込んだものの、命を救うことはできなかったという。

ウェイモの広報は本誌に寄せた電子メールでこうコメントしている。「私たちは地域社会の信頼と安全を最優先課題としています。乗客を乗せるために停止していた当社の車が発進しようとした際に、近くにいた猫が車の下を走り抜けました」

この事故について、テックとAIをテーマとするXアカウントの「Whole Mars Catalog」は「米国では年間540万匹の猫が車にひかれ、そうした猫の97%が死ぬ。自動運転はその数を激減させるだろう」と書き込んだ。

SDGs
2100年には「寿司」がなくなる?...斎藤佑樹×佐座槙苗と学ぶ「サステナビリティ」 スポーツ界にも危機が迫る!?
あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

ECB、金利の選択肢をオープンに=仏中銀総裁

ワールド

ロシア、東部2都市でウクライナ軍包囲と主張 降伏呼

ビジネス

「ウゴービ」のノボノルディスク、通期予想を再び下方

ビジネス

英サービスPMI、10月改定値は52.3 インフレ
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:高市早苗研究
特集:高市早苗研究
2025年11月 4日/2025年11月11日号(10/28発売)

課題だらけの日本の政治・経済・外交を初の女性首相はこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎の存在」がSNSで話題に、その正体とは?
  • 2
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 3
    「あなたが着ている制服を...」 乗客が客室乗務員に「非常識すぎる」要求...CAが取った行動が話題に
  • 4
    「日本のあの観光地」が世界2位...エクスペディア「…
  • 5
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」は…
  • 6
    これをすれば「安定した子供」に育つ?...児童心理学…
  • 7
    虹に「極限まで近づく」とどう見える?...小型機パイ…
  • 8
    「白人に見えない」と言われ続けた白人女性...外見と…
  • 9
    【ウクライナ】要衝ポクロウシクの攻防戦が最終局面…
  • 10
    もはや大卒に何の意味が? 借金して大学を出ても「商…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎の存在」がSNSで話題に、その正体とは?
  • 3
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読み方は?
  • 4
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」は…
  • 5
    【ウクライナ】要衝ポクロウシクの攻防戦が最終局面…
  • 6
    9歳女児が行方不明...失踪直前、防犯カメラに映った…
  • 7
    【クイズ】1位は「蚊」...世界で「2番目に」人間を殺…
  • 8
    女性の後を毎晩つけてくるストーカー...1週間後、雨…
  • 9
    「日本のあの観光地」が世界2位...エクスペディア「…
  • 10
    だまされやすい詐欺メールTOP3を専門家が解説
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になり…
  • 5
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 6
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 7
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな…
  • 8
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 9
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
  • 10
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中