<繁殖を終えた犬たちは、糞尿にまみれた小屋に放置されていた。コロラド州で発見された現場から、164匹のミニチュア・シュナウザーが救出された。保護団体は「18年で最悪のケース」と語っている>

米コロラド州ペイトンに拠点を置く非営利団体「ナショナル・ミル・ドッグ・レスキュー(NMDR)」が6月19日、かつてないほどの悲惨な現場から164匹のミニチュア・シュナウザーを救出した。現場を捉えた衝撃的な映像がSNSで注目を集めている。

【動画】劣悪なブリーダー施設で放置...164匹のシュナウザーたちがようやく自由に

NMDRは、繁殖に使い捨てられた犬たちの保護・リハビリ・譲渡を専門とする団体。この日、コロラド州の動物保護局(Colorado Bureau of Animal Protection)から、大規模な虐待事案についての緊急支援要請を受けた。

「100匹以上の犬が差し押さえられようとしており、私たちに対応可能か打診がありました」と、同団体のボランティア兼広報マネージャーのメロディ・カタヴァ氏は本誌に語った。「でも、私たちが直面した現実は想像を超えていました」

アメリカ全土の動物保護データを集計・公開している団体「シェルター・アニマルズ・カウント」によると、2024年時点で全米に1万件以上のパピーミル(悪質な繁殖施設)が存在しているという。

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