位置情報ゲームアプリ「ポケモンGO」の開発者として知られる米ナイアンティック・ラブズは12日、ゲーム事業をサウジアラビア資本のスコープリーに35億ドルで売却すると発表した。

スコープリーは、サウジの政府系ファンド「パブリック・インベストメント・ファンド(PIF)」がサビー・ゲームズという企業を通じて2023年に49億ドルで取得。ナイアンティックの事業買収により、ゲーム分野で「世界的な一大拠点」を目指すサウジの取り組みが進む形になる。PIFは任天堂の大株主にもなっている。

 

ナイアンティックはこの取引を通じて株主に3億5000万ドルの追加配当を行うとともに、新たに「ナイアンティック・スペーシャル」を設立し、人工知能(AI)を活用した地理空間情報サービス事業を分離・独立させると明らかにした。

新会社にはナイアンティックが2億ドル、スコープリーが5000万ドルをそれぞれ出資し、ナイアンティックのジョン・ハンケ創業者兼最高経営責任者(CEO)がトップを務める。

ナイアンティックは「ポケモンGO」に続くモバイルゲームアプリのヒットに恵まれず、2022年と23年には従業員の解雇を余儀なくされていた。



[ロイター]
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