最新記事

韓国経済

韓国中央銀行、政策金利1.50%で連続利下げ回避 10月1.25%に利下げか

2019年8月30日(金)11時35分

韓国銀行(中央銀行)は、大方の予想通り政策金利を1.50%に据え置いた。ただ、減速する景気の下支えに向けて次回の会合では利下げを決定するとみられている。写真は同行。ソウルで2016年7月撮影(2019年 ロイター/Kim Hong-Ji)

韓国銀行(中央銀行)は30日、大方の予想通り政策金利を1.50%に据え置いた。ただ、減速する景気の下支えに向けて次回の会合では利下げを決定するとみられている。

中銀は7月に政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き下げた。ロイターが実施した調査では、アナリスト18人中13人が今回は据え置きを、5人は利下げを予想していた。

アナリスト13人中10人は10月16日の次回会合で金利が1.25%に引き下げられるとみている。

ソシエテ・ジェネラルのエコノミスト、オー・スクテ氏は「中銀は緩和余地を温存するため2会合連続の利下げを回避したかったのだろう。利下げだけで状況を改善できるとの確信もないと思われる」と指摘した。その上で「内需は依然として弱く、半導体を中心に輸出の持続的回復を確実にする必要もあることから、10月に利下げがあるだろう」と予想した。

韓国経済は、米中貿易摩擦を背景とした世界的な需要減速や民間投資の減少、個人消費の低迷に加え、日韓関係の悪化も重しとなっている。

[ソウル 30日 ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2019トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます



ニューズウィーク日本版 日本人が知らない AI金融の最前線
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2026年3月3号(2月25日発売)は「日本人が知らない AI金融の最前線」特集。フィンテックの進化と普及で、金融はもっと高速に、もっとカジュアルに[PLUS]広がるAIエージェント

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


今、あなたにオススメ

関連ワード

ニュース速報

ワールド

メキシコ大統領、マスク氏に法的措置検討 麻薬組織と

ワールド

香港の経済成長率2.5─3.5%の見通し、財政改善

ワールド

トランプ大統領が一般教書演説、「米国は黄金時代」と

ワールド

トランプ氏、IT大手にAI向け自社発電所建設を指示
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:日本人が知らない AI金融の最前線
特集:日本人が知らない AI金融の最前線
2026年3月 3日号(2/25発売)

フィンテックの進化と普及で、金融はもっと高速に、もっとカジュアルに

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医師がすすめる意外な健康習慣
  • 2
    米国の中国依存が低下、台湾からの輸入が上回る
  • 3
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く高齢期の「4つの覚悟」
  • 4
    3頭のクマがスキー客を猛追...ゲレンデで撮影された…
  • 5
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体に…
  • 6
    カビが植物に感染するメカニズムに新発見、硬い表面…
  • 7
    「IKEAも動いた...」ネグレクトされた子猿パンチと「…
  • 8
    「極めて危険」──ゼレンスキー、ロシアにおける北朝…
  • 9
    IMF、日本政府に消費減税を避けるよう要請...「財政…
  • 10
    武士はロマンで戦ったわけではない...命を懸けた「損…
  • 1
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より日本の「100%就職率」を選ぶ若者たち
  • 2
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医師がすすめる意外な健康習慣
  • 3
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く高齢期の「4つの覚悟」
  • 4
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体に…
  • 5
    「#ジェームズ・ボンドを忘れろ」――MI6初の女性長官…
  • 6
    カビが植物に感染するメカニズムに新発見、硬い表面…
  • 7
    海外(特に日本)移住したい中国人が増えている理由.…
  • 8
    100万人が死傷、街には戦場帰りの元囚人兵...出口な…
  • 9
    ロシアに蔓延する「戦争疲れ」がプーチンの立場を揺…
  • 10
    米国の中国依存が低下、台湾からの輸入が上回る
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 5
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 6
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 7
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 8
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中