コラム

絵は描けないけどグラフィックアーティスト志望... 夢を追う義理の娘の将来が心配です

2023年01月05日(木)19時10分
義理の娘

PHOTO ILLUSTRATION BY SLATE. PHOTO BY GETTY IMAGES PLUS-SLATE

<大人向けの描画の入門書を買い与えても開かずじまい。描けなくても平気と開き直っています。高い学費を払った挙げ句、仕事で食べていけずに親のすねをかじるようになるのではと心配です>

Q:20歳になる義理の娘はコミュニティーカレッジの2年生。そろそろ4年制大学に出願して専攻を決める時期です。本人はフリーのグラフィックアーティストを夢見ていますが、問題は絵が描けないこと。スクリーンショットやフォトレタッチには夢中ですが描画には全く興味なし。何年か前に8歳児みたいな絵を描いたきりです。

大人向けの描画の入門書を買い与えても開かずじまい。最近では絵が描けなくても平気と開き直っています。何とか卒業できても絵が描けないと不利だと言っても聞く耳を持ちません。写真の色だけ変えたり、パソコンソフトの図形を組み合わせて簡単な絵を作ったりするだけではお金は取れないでしょう。失敗して学ぶことも必要だと夫は言いますが、高い学費を払った挙げ句、仕事では食べていけず、下の子供たち(現在10歳と12歳)が大学に入る頃になっても親のすねをかじっているのではと心配です。実母は無一文で当てになりません。

── 現実派の義母

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スレート誌人生相談員

育児や家庭生活から人間関係、セックスまで、誰にも言えないあらゆる悩みに米作家やライターが答えます。

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