A:彼女がプロとして有望かどうか、あなたや夫が判断するのは早すぎるのでは。グラフィックアートを専攻すれば、自分のスキルが客観的にどの程度なのか気付くはず(ちなみに私のフリーの友人によるとこの分野では描画スキルは必ずしも必須ではないそうです)。彼女が本気でプロを目指し、自分のスキル不足を自覚すれば、スキル向上に努めるか別の道を選ぶはず。親のすねをかじるのが心配なら、そのことを彼女と話し合うべきです。
私は(少々適当な)教養学部の修士課程を修了、演劇専攻の友人の中には教師や写真家やマーケティングの仕事に就いた人もいます。大学では必ずしも就職準備が全てではありません。自分が熱くなれる何か、好奇心や自分探しや趣味に没頭できる時期でもあります。そうした体験で得るものが将来にどう影響するかは誰にも分かりません。試すチャンスすら与えずに夢を壊すようなことはしないでください。
──アリソン・プライス(環境教育学者、2児の母)
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<本誌2022年12月27日/2023年1月3日合併号掲載>
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