コラム

「後悔してます」働きづめで息子たちとの時間を蔑ろにしてきた父の懺悔

2021年02月12日(金)15時10分

PHOTO ILLUSTRATION BY SLATE. PHOTO BY GETTY IMAGES PLUS

<たくさん働いて、出世して、家族を支える──それが男の務めだと思ってきました。この先どうすればいいですか?>

Q:私には2人の子がいます。上の子は大学に通うために家を出て、もう1人は16 歳で一緒に暮らしています。でも私はずっと働きづめで、良き父親ではありませんでした。出世を追い求め、出張で家を空けがちでも、それが家族のため、男の務めだと思ってきました(言い訳になりませんが、父からそう教わったのです)。

今は自分が間違っていたと後悔しています。子供たちは私より妻とずっと親しく、私を「感じの良い他人」くらいに思っている様子。子供たちと深く話し合うこともないし、2人の人生に何が起きているのかも知りません。

仕事の時間を減らさなかったので、私は息子と過ごす週末や学校行事など、かけがえのない時間を失いました。妻は自分を責めることはないと言ってくれますが、私はこの先どうすればよいのでしょう?

── 忙殺パパ

プロフィール

スレート誌人生相談員

育児や家庭生活から人間関係、セックスまで、誰にも言えないあらゆる悩みに米作家やライターが答えます。

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