カタール、イランのLNG施設攻撃で「甚大な被害」 UAEはガス施設閉鎖
カタールのラスラファン工業都市にある液化天然ガス(LNG)生産施設。2026年3月2日撮影。REUTERS
Yomna Ehab Jaidaa Taha
[18日 ロイター] - カタール国営石油大手カタール・エナジーは18日、主要な液化天然ガス(LNG)拠点ラスラファンに対するイランのミサイル攻撃で「甚大な被害」が出たと発表した。またアラブ首長国連邦(UAE)は同日早朝にミサイルを迎撃した後、ガス施設を閉鎖した。
イランはこれらの攻撃の数時間前に、サウジアラビアとUAE、カタールの複数の石油施設に対して避難警告を発していた。
カタール・エナジーは世界第2位のLNG輸出企業。同社は声明で、攻撃による火災を封じ込めるため緊急対応チームを即座に派遣したと説明。死傷者は報告されておらず、全員の無事を確認しているとした。
これに先立ちカタール内務省は、火災は暫定的に制御下に置かれたと発表した。
UAE当局は、ハブシャンのガス施設とバブ油田で迎撃ミサイルの破片落下による影響に対処しており、負傷者は報告されていないと説明した。ハブシャンの施設は世界最大級のガス処理施設。
カタール外務省はイランの武官や治安職員らを「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)」とみなし、24時間以内の国外退去を命じた。
同省は声明で、ラスラファンへの攻撃は国家安全保障への「直接的な脅威」であり、イランが「無責任な対応」を取っていると非難した。





