ニュース速報
ワールド

カタール、イランのLNG施設攻撃で「甚大な被害」 UAEはガス施設閉鎖

2026年03月19日(木)10時45分

カタールのラスラファン工業都市にある液化天然ガス(LNG)生産施設。2026年3月2日撮影。REUTERS

Yomna Ehab Jaidaa Taha

[18日 ロイ‌ター] - カタール国営石油‌大手カタール・エナジ​ーは18日、主要な液化天然ガス(LNG)拠点ラスラフ⁠ァンに対する​イランのミサイル攻撃で「甚大な被害」が出たと発表した。またアラブ首長国連邦(UAE)は同日早朝にミサイルを迎⁠撃した後、ガス施設を閉鎖した。

イランはこれらの攻撃の数時⁠間前​に、サウジアラビアとUAE、カタールの複数の石油施設に対して避難警告を発していた。

カタール・エナジーは世界第2位のLNG輸出企業。同社は声明で、攻撃による火災を封じ⁠込めるため緊急対応チ‌ームを即座に派遣したと説明。死傷者は⁠報告⁠されておらず、全員の無事を確認しているとした。

これに先立ちカタール内務省は、火災は暫定的に制御下に置かれたと‌発表した。

UAE当局は、ハブシャンのガス​施設‌とバブ油田で⁠迎撃ミサ​イルの破片落下による影響に対処しており、負傷者は報告されていないと説明した。ハブシャンの施設は世界最大級のガス処理施‌設。

カタール外務省はイランの武官や治安職員らを「ペルソナ​・ノン・グラータ(好⁠ましからざる人物)」とみなし、24時間以内の国外退去を命じた。

同省は声明で、ラスラフ​ァンへの攻撃は国家安全保障への「直接的な脅威」であり、イランが「無責任な対応」を取っていると非難した。

ロイター
Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

焦点:日銀正常化にハードル、高市政権内に慎重論 今

ワールド

バチカン枢機卿、米・イスラエルに停戦求める 異例の

ワールド

イランガス田はイスラエルが攻撃、米・カタール関与せ

ワールド

カタール・エナジー、LNG施設にミサイル攻撃 火災
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:イラン革命防衛隊
特集:イラン革命防衛隊
2026年3月24日号(3/17発売)

イスラム神権国家を裏からコントロールする謎の軍隊の歴史と知られざる実力

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期スペイン女王は空軍で訓練中、問われる「軍を知る君主」
  • 2
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が発生し既に死者も、感染源は「ナイトクラブ」
  • 3
    第6回大会を終えて曲がり角に来たWBC
  • 4
    【衛星画像】イラン情勢緊迫、米強襲揚陸艦「トリポ…
  • 5
    モジタバの最高指導者就任は国民への「最大の侮辱」.…
  • 6
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する…
  • 7
    ガソリン価格はどこまで上がるのか? 専門家が語る…
  • 8
    韓国製ミサイル天弓-II、イラン戦争で96%迎撃の衝撃 …
  • 9
    観客が撮影...ティモシー・シャラメが「アカデミー賞…
  • 10
    原油高騰よりも米国経済・米株市場の行方を左右する…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期スペイン女王は空軍で訓練中、問われる「軍を知る君主」
  • 3
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が発生し既に死者も、感染源は「ナイトクラブ」
  • 4
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 5
    職業別の収入に大変動......タクシー運転手・自動車…
  • 6
    ズボンを穿き忘れてる! 米セレブ、下を穿かず「目の…
  • 7
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 8
    第6回大会を終えて曲がり角に来たWBC
  • 9
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド…
  • 10
    【衛星画像】イラン情勢緊迫、米強襲揚陸艦「トリポ…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 5
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 6
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 9
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
  • 10
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中